白の家族
価格: 1,529円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
永遠の仔でベストセラー作家となった天童荒太が栗田教行の名前で書いたデビュー作である。私は天童荒太の作品が好きで昔に書かれたものから最近に書かれたものまで読んでいるが、この作品は最初に書かれたもので、生きていくのが困難な状況にある人の、マイノリティーな状況の人が生きていくヒリヒリした現実を作品にぶつけている感じがして好きです。逆に最近に書かれた包帯クラブは、ヒリヒリする感じというより作者の優しい視点が前に出ているように感じました。天童荒太の作品が好きな人には読んでもらいたい作品です。文庫化されて価格が安くなるとよいのですが・・・。